古川工務店の家づくり
大工とは、のこぎりやノミ、または電気道具を使って家を造るための加工をする作業をするイメージがあります。また一人前の大工と言われるには墨付けという家の骨組み加工をする印し付けができてこそ一人前と言われてきました。特に材と材をつなぎ合わせる仕口には強度を上げるタイプや金具を用いず見栄えを良くした型など沢山の知恵が盛り込まれています。私も父をはじめ先人たちの技と近代技法をミックスして良いとこどりをしていきたいと思っています。金具に頼ったプレカットの普及により加工技術の必要性を問われている時世ですが、ヒノキやスギといった個々に違う木材の特性を見極め、長持ちさせるために適材適所に利用しなければなりません。また御施主様によって毎回同じ間取りの家は存在しないので試行錯誤しながら墨付けしていきます。
御施主様の予算や要望により加工方法や国産材など、こちらのこだわりを押し付けることはありませんが、良い家造りは御施主様と施工業者が持ってる知恵や知識を出し合い、造り上げていく喜びを実感してほしいと思います。時には投げ出したくなる時もあるかもしれませんが、その苦労した分完成した時の喜びはひとしおだと思いますし、後々大切にしてもらえると思います。また一緒に悩み苦労して完成した時の御施主様の喜ぶ顔を見るのが私の仕事のやりがいです。

